今回は、日本人でも上海ディズニーランドで障害者や妊婦・高齢者や子供連れなどにはあると便利なDAS(Disability Access Service)は取れるかを実際に上海で試してきました。
”上海ディズニーランドでは、日本人でもDASはもらえます!”
結論から言えば、日本人でも必要なものが揃っていればDASの交付を受けることができます。
以下に、取得の方法や所用時間、使用方法、注意点などをまとめてみました。
準備するもの
- パークチケット
- パスポート
- DASの対象者である日本の証明書(身体障害者手帳・精神障害者手帳・母子手帳など)
今回、私は身体障害者手帳を所有していたのでこれを提示して交付を受けることにしました。
他に、DASの使用に関する承諾書のようなものが必要ですが、これはセンターに日本語版がありましたので事前に準備する必要はありませんでした。私はその事を知りませんでしたのでこちらからダウンロード(中国語と英語版のみ)して事前に準備して行ったのですが、書き方などに注意するところがあるのでセンターにある日本語版をもらって記入する方が簡単でした。
パークチケットの購入方法
上海ディズニーランドでは、いくつかの方法でパークチケットを購入できますが、主に以下の方法がおすすめです。
- klook
- 上海ディズニーランド公式サイト
- 上海ディズニーランドの公式ホテル
私は今回、割安で購入できるklookを使用して購入しました。
使い方は簡単で、サイトまたはアプリで購入するとkloolからチケットが送られてきますのでそれとパスポートを一緒に当日、入園ゲート係員に見せれば入園できます。その際に正式なチケットが発行されますので忘れずに受け取ってください。(こちらのチケットがDAS発行に必要です)
入園
入園ゲートに着いたら手荷物検査があります。いくつかレーンがあるので好きなところに並びます。
持ち込めないものは飲食物(ディズニータウンの物も不可)や自撮り棒、ストロボやレーザーのような強い光を発するものなどですが、係員のチェックも少々雑な様で入園後に所有している方を何名か見かけました・・・
特に飲食物は、ディズニータウンで購入したものも持ち込めないので注意が必要です。
また、入園の際に持参すると良いものがありましたので書いておきます。
- エコバック(上海では袋をもらえないので買い物の際に必要)
- ウェットティッシュ(園内にはおしぼりなどがありません)
- ティッシュ(トイレなどにない場合があります)
- ファスナーなどで閉められるバッグ(アトラクションなどで預ける際にロッカーがありません)
- 手袋(水系アトラクションでみんなが触る部分が臭くなっている所があるので気になる方は必須)
入園後はDASの発行ができるインフォメーションセンターへ!
入園できましたら、ゲートからすぐ右に行くとインフォメーションセンターがあります。(以下マップ参照)
そこで入り口に立っている係員にDASの発行をしたいと言うと窓口へ案内してくれます。(私はGoogle翻訳で中国語に変換して見せました)
センターでは基本的に中国語と英語でした。日本語ができるスタッフもいらっしゃいましたが私は手続きが終わった後にその方に気づきました・・・。(胸に日本語と書かれたネームバッジをされています)
書類の書き方と注意点
いよいよインフォメーションセンターで発行に向けて書類を書いていきますが、ここで何点か注意があります。
- 日付の書き方
- 名前とサインの書き方
- 同伴者欄
以上の3点の書き方に少々注意が必要です。
まず日付ですが、全ての書類で統一した書き方が必要で、中国だからといって漢字は不可でした。(書き方の説明は漢字でされました・・・)。
パスポート通りの書き方(23 NOV 2023)か(2023,11,23)(Nov. 23, 2023)のいずれかの表記で統一しなければいけないようでした。
名前とサインの書き方は、漢字不可です。日本語で名前と書かれているので、つい漢字で書いてしまった所、全部書き直しとなりました。
最後は、登録する同伴者の欄ですが、ここには8名まで記入できます。しかしここに書いた名前は以後1年間は追加・変更ができません!
ですので当日は一緒に来ていないけど1年以内にあらためて一緒に来るかもしれない人を全て記入しておきましょう。
ここまでの記入が終われば後は係の人が発行してくれるのを待つだけです。
5分ほど待つと・・・
ついにDASがきました!
無事にDASが発行されましたのでいよいよ園内で使用してみます。
使用方法と注意点
使用方法ですが、最初の対象アトラクションが決まっていればDASを発行してもらったカウンターでそのまま受付が出来ます。
つまり・・・
歩いて向かう際にすでに待ち時間が消費されていきます!
これは東京ディズニーリゾートなどと違いびっくりしました。
私はアトラクションを決めていなかったのでとりあえずソアリンにしました。
その時の待ち時間が60分・・・
しかし・・・
DASに記入された時間は40分後になっていました!
ソアリンまではゲートから遠いのでショップなどに寄りながら向かうと着く頃には過ぎてしまっていました。
時刻が過ぎていたので無事に乗れるかヒヤヒヤしましたが、何事もなく乗れました。
次に乗るものを決めてアトラクションへ行くとそこでは受付が出来ないと言われました・・・
どうやらアトラクションの予約は各所にあるゲストサービスで予約するとのことでした。
ゲストサービスへ行き、次のアトラクションを予約することができました。
ここでの時刻もやはり20分ほど少なく書いてくれました。
園内は広いのでアトラクションの待ち時間によっては着いた頃にはすぐに乗れるものもありますので効率よく使えばスムーズに回る事ができると思います。
使ってみた感想
最後に上海ディズニーランドでDASをもらって使ってみた感想ですが、個人的には非常に良いサービスだと感じました。
ハンディキャップがある人でも比較的スムーズに回る事ができ、各所にあるゲストサービスで予約ができるので遠くのアトラクションの予約もできる利便性も兼ね揃えていたので私は効率よく回る事ができました。
アトラクションまで1度行かなくても良いので介護者の負担も減ると思います。
みなさんも上海ディズニーランドで楽しい1日を過ごしましょう!
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